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うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 3rd STAGE レポート

♪2014.01.10 更新♪

開催内容
開催日 2013年12月1日
会 場 横浜アリーナ
出演者 寺島拓篤(一十木音也役)、鈴村健一(聖川真斗役)、谷山紀章(四ノ宮那月役)、
宮野真守(一ノ瀬トキヤ役)、諏訪部順一(神宮寺レン役)、下野 紘(来栖 翔役)、
鳥海浩輔(愛島セシル役)、森久保祥太郎(寿 嶺二役)、鈴木達央(黒崎蘭丸役)、
蒼井翔太(美風 藍役)、前野智昭(カミュ役)
SET LIST
01 マジLOVE2000%(寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野 紘、鳥海浩輔)
02 ポワゾンKISS(森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭)
03 カノン(宮野真守)
04 SMILE MAGIC(寺島拓篤)
05 BRIGHT ROAD(鈴木達央)
06 シリウスへの誓い(谷山紀章)
07 恋桜(鈴村健一)
08 絶対零度Emotion(前野智昭)
09 溺愛テンプテーション(森久保祥太郎)
10 オレンジラプソディ(諏訪部順一)
11 星のファンタジア(鳥海浩輔)
12 CRYSTAL TIME(宮野真守)
13 WinterBlossom(蒼井翔太)
14 TRUE WING(下野 紘)
15 Hyper×Super×Lover☆(森久保祥太郎、寺島拓篤)
16 恋色センチメンタル(鈴木達央、鳥海浩輔)
17 Beautiful Love(蒼井翔太、鈴村健一、下野 紘)
18 Baby! My strawberry!(前野智昭、諏訪部順一)
19 Still Still Still(谷山紀章、宮野真守)
20 Shining Star Xmas(全員)
ENCORE
21 QUARTET★NIGHT(森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭)
22 夢追人へのSymphony(寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野 紘、鳥海浩輔)
23 マジLOVE1000%(全員)
ステージ
『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズでアイドルを演じるキャストたちが一堂に会し、キャラクターが歌うアイドルソングを披露する「マジLOVELIVE」。2012年1月、2012年8月と開催され、今回の2013年12月が3回目の開催です! 横浜アリーナでのイベントということで、以前にもましてライブ感が強くなった今回の公演。好きなキャラクターがデザインしたシャイニング事務所アイドルプロデュースTシャツを着たファンがいたり、自前のはっぴを着用した人がいたりと、観客も盛り上がる準備はバッチリ! 渋谷友千香(CV:今井由香)による開演前のアナウンスには、みんなが大きな声で返事を返していました。

そして、17時を少しまわったところでアニメ2期Op.1の冒頭を彷彿とさせるBGMが流れだすと、観客たちは素早く座席から立ち上がりライトを点灯させます。今回、ライブの物販で販売されていたこのライトは、11人分のキャラカラーを選んで光らせることができる優れモノ! 照明の落とされたアリーナでステージを見つめる観客の前に、リフターからゆっくりと登場するシルエット。今か今かと期待に胸を膨らませたみんなの前に現れたのは、もちろんST☆RISHキャストの7人。歌うのはアニメ2期のメインテーマでもある「マジLOVE2000%」! 曲冒頭の「5,4,3,2,1」というカウントや、それぞれがキャラクター名の頭文字でもある「STARISH」を構成するアルファベットを描いていく部分では観客の歌声が入り、会場のボルテージはオープニングからMAX! サビの「Ba, Bang! Ja, Jan!! Love you☆」のガンフィンガーを使った振り付けで、文字通りハートを射抜かれてしまった観客たちはもうクラクラです。

そこへ息つく間もなく登場したのは、ST☆RISHの先輩アイドル、QUARTET NIGHTを演じる森久保さん・鈴木さん・蒼井さん・前野さんの4人。アニメ2期Op.1の劇中歌でもある「ポワゾンKISS」を大人の魅力を見せつけるように歌い、アニメで4人が歌っていたダンスをセクシーに踊ります。QUARTET NIGHTの歌が終わったところでST☆RISHも再登場し、観客たちへ一言ずつごあいさつ。ステージをぐるりと囲むように配置された客席や、横長のステージがアリーナに来たんだなと実感すると感無量で語る出演者たち。さらに諏訪部さんからは「我が神宮寺家の所有する横浜アリーナへようこそ」と、横浜出身のレンらしいコメントが飛び出し会場を沸かせました。また、「今宵は楽しい夜を過ごしましょう……などと言うと思ったか、この愚民が!」と、キャラクターからの一言を交えての開幕あいさつ。下野さんへは、熱いファンから野太い歓声が上がる一幕もありました。そして、寺島さんからの「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 3rd STAGE」というコールに、出演者と観客全員で「スタート!」という開幕宣言をして、いよいよ本番がスタートです!
と、ここで月宮林檎(CV:中村悠一)と日向龍也(CV:遊佐浩二)の映像が。3rdライブの開催を祝うと共に、ライブを盛り上げるべく「お前らの熱いハートを、あいつらにぶつけてやってくれ!」というふたりのコメントで観客がさらに盛り上がったところで、ソロ曲のトップバッターとなる宮野さんが登場。アニメ2期の主題歌「カノン」を歌いだすと、スクリーンにはアニメのOP映像が映し出され、まさに『うた☆プリ』の世界に入り込んでいくかのよう。続いて登場した寺島さんが「SMILE MAGIC」を歌い始めると、照明と観客の持つライトがあいまって会場が音也カラーの赤一色に染まります。本来英語のフレーズが入る部分では、アニメ本編で子供たちが音也を応援していた「ゴーゴー音にぃ!」という声援を観客が入れていたりと、予想外の盛り上がりも見られました。そして、「BRIGHT ROAD」を歌う鈴木さんはヘッドセットを着用して登場。それもそのはず、ダンサーを引き連れ、曲に合わせて激しいダンスを披露していきます。「おまえに届け」という歌詞では左手を高く掲げ、思いを届けようとする鈴木さん。ラストは客席を指さし不敵な笑みと「サンキュー」という一言で、観客のハートをわしづかみにしていました。
マイクスタンドを手にした谷山さんが「シリウスへの誓い」を歌うと、会場全体が星のように輝き那月カラーに包まれ、ラスト近くではポップアップによってひときわ高い場所から会場全体に向けて歌う姿が印象的でした。「恋桜」を歌うために登場した鈴村さんは、なんとゴールドの着物とレザーの袴に衣装替え。和装に番傘を持ったダンサーをバックに、こぶしをきかせて熱唱します。すると、着物姿の町娘とそれを追う黒ずくめの賊がステージに登場し、Op.4で真斗が演じた「響歌右衛門」のワンシーンが繰り広げられ、最後に鈴村さんが賊を斬ると会場は大きな喝采に包まれました。続いて登場した前野さんの手には、アニメでカミュが持っていた ブルーの宝石が埋め込まれたステッキが。そのステッキを使ったダンスと共に披露されたのは「絶対零度Emotion」。ダンサーを後ろに従え、片膝をついて観客を見つめる姿はまさに騎士のようで、会場中がカミュの魔法にかけられてしまいました。実は、今回ダンスを踊るために手に持つマイクではなくヘッドセットをつけたという前野さん。眼鏡がヘッドセットにあたると危ないため、このライブで生まれて初めてコンタクトをつけたんだそうです。
ステージ
ここで今までに歌を披露した、寺島さん・鈴木さん・谷山さん・鈴村さんが、前野さんの「愚民ども、出てくるがよい!」というカミュ風な呼び込みで再登場。開口一番に「すごーい! 魔法使いだ!」という歓声を上げたのは寺島さん。一方、鈴村さんは先ほどの殺陣で使った日本刀を構えて「俺が斬り捨てる!」と応戦し、魔法使いvs剣士の戦いが勃発!? それに対して「どうなっちゃってるのこのふたり!」と谷山さん。鈴木さんからは「ふたりの演出が濃すぎて、自分が歌ったことを忘れられそう……」と率直な感想が語られました。ドラマ演出のあった鈴村さんのステージですが、他のメンバーたちから、ステージに参加して斬られたかった! と無念そうな声が。実は、当初ドラマを背後に歌っているだけの予定だったはずがだんだん参加したくなり、結局悪役を斬る役として参加してしまったと告白します。
また、この演出の為、鈴村さんだけ衣装が2パターン用意されていました。最初はもっと地味な色味だったはずが、ダンサーのほうが目立ってしまうので、急遽派手な金色に路線変更したんだとか。さらに、今回初めて本格的なダンスに挑戦したという鈴木さんは、 「BRIGHT ROAD」制作時にダンサブルな曲にしてほしいというお願いを聞いてもらったお礼に、ダンスで蘭丸を表現しようと思った、というダンスへの意気込みを語ってくれました。一方谷山さんは、ポップな曲が続いたあとのバラードをひとりで歌うのはすごく緊張したと語ります。前野さんに話が振られると、なんと汗が目に入って痛いけど、右手にステッキ、左手にマイクでどうにもできない辛い状況になっていて……。今回、前野さんは人生初コンタクト、鈴木さんは初ダンス、鈴村さんも初めての殺陣ということで、いろいろな人生初を『うた☆プリ』に捧げています! というキャストに大きな拍手が送られました。
ステージ
「次はこの先輩! よろしくマッチョッチョ!」と呼ばれて登場した森久保さんの手には、嶺二の得意楽器でもあるマラカスが。ダンサーと共にマラカスを振りながら「溺愛テンプテーション」をノリノリで歌い、「マラカス!」という掛け声までついていました。さらに、「右よーし、左よーし、かまえて!」という掛け声に合わせて、会場全体でエアマラカス! 続いて、暗転状態の中で聞こえてきたのは諏訪部さんの声。Op.6でレンが「オレンジラプソディ」を歌ったときのように「横浜アリーナだからこそ、伝わる思いがあると思わない? オレの歌でキミたちのハートに火を灯したい!」という声が響き渡ると、会場中のライトが一斉にオレンジ色に変わります。アカペラから歌が始まると割れんばかりの声援が。詞に合わせてステージにオレンジ色の火柱が上がり、会場中もオレンジ色のライトでハートに火を灯されたよう。オレンジ一色から一転、「星のファンタジア」を歌う鳥海さんが登場すると、会場中のライトが一斉にグリーンに。ピュアな歌声に合わせ、間奏では会場中がハミングを送ります。続く「CRYSTAL TIME」では宮野さんがピアノだけのシンプルな前奏に歌声を響かせ、しゃぼん玉に包まれる演出がとても幻想的。そして、白いスモークに包まれて登場した蒼井さんが歌うのは「WinterBlossom」。しっとりとした切ない歌声が響き渡ると、曲に合わせて観客も薄紫色のライトを左右に振って応えます。「Bye-Bye My dear」という歌詞で小さく手を振ったり、最後に「またね」と囁いたりとかわいらしい演出に心が奪われてしまいそう。と、そこへポップアップから大きなジャンプで飛び出したのは、ダンサーを引き連れた下野さん! 「いくぞー!」と右手に握られたタオルを力強く振りながら「TRUE WING」を歌い始めると、観客は翔カラーであるピンク色のライトをタオルと同じようにぐるぐる回して応えます。ダンサーが手をつないで作ったハートの中でポーズを決めたり、両脇を抱えて持ち上げられたりと、下野さんとダンサーとの息もピッタリ。曲後半では、ステージの階段上に今まで歌を披露した、森久保さん・諏訪部さん・鳥海さん・宮野さん・蒼井さんの5人が登場! タオルを手に、踊りで下野さんを応援します。そして最後は、みんなで大きくタオルを投げて――キャッチ!
ステージ
森久保さん・諏訪部さん・鳥海さん・宮野さん・蒼井さん・下野さんのトークでは、森久保さんが普段あまり緊張しないにも関わらず今日はめずらしく緊張していると語ると、楽屋ですごくマラカスの練習をしていたことを皆に報告する宮野さん。実はこのマラカス、ファンからの贈り物なんだとか。1stと2ndライブを客席で見ていたという蒼井さんは「皆さんと一緒にステージに立ててすごく嬉しい」と語り、他メンバーから「かわいい!」との声が飛んだ。そして、ライブを盛り上げてくれる観客が持つライトに関してのトークも飛び出し、森久保さんが「嶺二カラーにチェンジ!」と言うと会場中が一斉に緑色に、諏訪部さんの「神宮寺カラーでオレンジに」、鳥海さんの「セシルカラーは?」という掛け声に合わせて、会場中がそれぞれのキャラカラーに色を変えていきます。宮野さんの「トキヤ、翔ちゃん、藍ちゃん、トキヤ、翔ちゃん、藍ちゃん……」という立て続けの掛け声に合わせてライトの色が変わっていくさまも、とてもきれいに見えました。そして、スクリーンに映し出された七海春歌(CV:沢城みゆき)からのメッセージと共に、ライブは後半戦へ。
ステージ

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